戦略の作成(クロス分析)

クロス分析

戦略とは、企業が将来に対して掲げたビジョンである目標をどのように実現するのかをあらわすものです。

本ソフトウェアでも、戦略案を考える参考にするためにSWOT分析の内部環境(強み、弱み)の1項目と外部環境(機会、脅威)の1項目を各々選択し、掛け合わせて分析するクロス分析を行います。
煩雑になりがちなこういった分析でも視認性に優れておりますので、作成者の思考を支援します。

クロス分析の結果を参考に戦略を導き出します。

導き出した戦略の視点名を決めます。(本ソフトウェアでは基本的な視点として、「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「人材と変革の視点」がデフォルトで選択可能であり、更に予め登録されている視点を参考にすることが可能です。

「あるべき姿」である経営ビジョンを明確にし、事実として存在するさまざまな経営事象を「あるべき姿」から認識し最善の意思決定を行うことを、「価値前提」の経営といいます。戦略を考える場合この考え方でなければ会社を変革し経営ビジョンを達成することは困難です。それは、「価値前提」の対極にある、現在起きていることから意思決定する「事実前提」の経営の考え方では、現在起きている問題の対処に終始してしまうからです。

全社員で「あるべき姿」である経営ビジョンから戦略を考える価値前提の経営を実践していくことがとても重要です。