バランス・スコアカードの活用方法と効果

以前、「BSCを活用することにより、期待できる効果」について聞かれましたので下記のとおり回答しました。

(1)経営戦略の共有
戦略マップを作成することで、戦略の流れを記述するため、各戦略目標の最終的なゴールへの関係性(因果関係)が明確になります。

(2)組織間の連携
全社の戦略マップを受けて、各組織の戦略マップを作成することで、各組織間の連携が明確になります。

(3)目標管理制度の導入
各組織の戦略マップを受けて、個人の目標設定を行うことにより、各人の役割分担が明確になります。目標管理制度の導入が可能になります。

(4)経営戦略の検討ツール
経営陣から見ると戦略(目標と結果)全体を鳥瞰できるため、経営戦略の検討ツールとして活用できます。

(5)コミュニケーションツール
会議・報告などの際に、企業での共通言語として、戦略的なコミュニケーションツールとして活用できます。

(6)IRのためのディスクロージャーツール
株主および利害関係者への報告に活用できます。
ディスクロージャー=情報公開)

(7)投資効果測定ツール
IT導入など戦略的プロジェクトにおいて、投資対効果の測定ツールとして活用できます。

概ねこんなところでしょう。
また、中小企業におけるバランス・スコアカード導入方法としては、導入から運営までをスムーズ&スピーディにおこなう必要があり、それが成功の秘訣と言えます。

弊社HPでも様々な導入方法をご紹介しております。
http://www.e-senryaku.jp/html/whats_bsc.html