バランス・スコアカードを使う主な方々
正確には把握しているわけではありませんので、当社の自社BSCソフトウェアの導入実績をご紹介すると、以下のとおりです。http://www.e-senryaku.jp/index.html
※上図の本は、BSC作成ソフトウェア(戦略創造light)のマニュアル本としてご紹介しております。
・経営者
・管理職、経営企画スタッフ、マーケティングスタッフ
・営業職(ドアノックツールとして)
・有資格者
中小企業診断士、公認会計士、税理士、ITコーディネータなど
と様々です。
少しづつですが更新を続けてまいりますので、宜しくお願いいたします。
なぜ、当社では、バランス・スコアカードを導入したのか?
”人事評価制度を創りたい”
スタートラインはそんな現場の意見からでした。
賃金制度との連動を図り、従業員がステージアップに意欲を燃やせる環境づくりが当初の最終ゴールでした。
では、私たちが成長してほしいと願う能力とは一体なんなのか?
そこを考えたとき、有益な業績評価指標を導きだす必要がありました。
では有益な業績評価ってなんだろう?
しっかりしたビジョンを伝える必要があるのでは?
<当社における3つの課題>
(1)新しい事業計画の策定
(2)人事評価制度(業績評価)の作成
(3)新規事業の創造
これらの課題を解決するために、バランス・スコアカードの導入を決めました。
最初のバランス・スコアカード作成
バランス・スコアカードの作成自体に非常に苦労しました・・・。
当たり前のことですが、最初に、一番、苦労したのは、バランス・スコアカードの作成でした。
様々な書籍を読み、多くのセミナーにも参加しましたが、大手企業を中心とした事例ばかり。
中小企業において、どのようなステップでバランス・スコアカードを作成するのかをわかりやすく具体的に明示したものは全くありませんでした。
そこで、大手企業の事例を見ながら、自社のバランス・スコアカードを作成しても、なかなか、うまくできません。
表計算ソフトやプレゼンテーションソフト、無償のアイデア支援ツールなどを駆使して作成しても時間ばかりかかり、中小企業というだけの環境ばかりではなく、スピードの速い業界において、実践するにまで至らない戦略も多かったように思えます。
マネジメントサイクル
BSCは誰が管理する?
バランススコアカードの成功には、条件として、全社員へ企業(部署)目標を共有する事が必要です。
結果が見えないようだと、効果は期待できないでしょうし、煩雑な管理が必要になるなら、業務プロセスを圧迫し、本末転倒になります。
何より、トップ自らの強いリーダーシップだけでなく、ある程度のシステムが無くては、企業ビジョンの達成のための、Plan(計画)、Do(実行)、Check(進捗管理)、Action(達成度・状況に合わせた見直し)を企業ごとの方法で繰り返し行うことはできません。
こういったマネジメントサイクルを簡略化してくれるソフトウェアは、1000万円以上しますよね。
バランススコアカードが大企業から普及している一つの要因です。
一般的なPCを扱える方なら誰でも管理できる、そんな簡単操作のソフトウェアが、できるだけ多くの方に使ってもらえる価格だったら嬉しいですよね。
http://www.e-senryaku.jp/html/product.html
そんな気持ちから戦略創造lightは生まれてきました。
http://www.e-senryaku.jp/index.html
業績評価指標のデータ収集と継続的な分析
バランス・スコアカードを活用して業績を向上させていくためには、業績評価指標のデータ収集と継続的な分析が必要です。
次に、苦労した点は、どのようにして、業績評価指標のデータを収集して継続的な分析をするのかということです。
ちなみに、業績評価指標とは、戦略を実現するための具体的な数値目標です。
当初は、一般的な表計算ソフトでおこなっていましたが、非常に手間がかかっていました。せっかく苦労をしてバランス・スコアカードを作成しても、データ収集と分析に、手間と時間がかかれば、継続して活用しなくなってしまいます。それでは、全く意味がありません。
この問題を解決するため、当社では、バランス・スコアカードに関連したシステムの導入を検討しました。しかし、数百〜千万円と非常に高額で、かつ、大手企業向けの複雑なものであったため、購入を断念せざるを得ませんでした。当たり前ですね!
そこで、もっと簡単にバランス・スコアカードを創れないだろうかと考えて、自社で独自システムを開発しました。このシステムがきっかけとなって誕生したのが、「戦略創造」です。このブログには、バランス・スコアカードを活用した戦略策定支援ツール「戦略創造」の活用方法をご紹介しております。
http://www.e-senryaku.jp/index.html
3万円という手頃な価格のライト版では、スタートラインから帳票出力までのノウハウをしっかりと詰め込んであります。
更にCD−ROMを添付つきのマニュアル書籍も販売しています。
継続的な分析を容易に実施していくためには、システムの導入は、絶対に必要でしょう。ただし、それほど高いコストをかけることはお奨めしません。
自社で成功したソフトウェアですので、なるべく多くの企業様のお役にたてればと思います。
ちょっとPRになっておりますが、同じコンセプトの色々なビジネスツールを研究して使えるシステムを開発していきたいと考えております。